続・雲雀亭日乗

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zoom RSS 2009年秋、近況

<<   作成日時 : 2009/10/13 00:47   >>

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映画が観たい季節が、だいたい年一回くらいのペースでやってくる。
何も学ばずに仏文を出てしまったもので、この秋今更ながらに19世紀フランス小説をマラソンしていた。のですが、その疲れからか体が映画を求めだし、うちに置いてある唯一の映画である『ピストル・オペラ』に久方ぶりに手を伸ばす。
そして、撃ち抜かれた。
いままで鈴木清順老師の作品に対しては、置いてかれる自分を横目に、イワユル清順美学?だとかばかり面白がっていた感があり。
しかしながら、今回観なおしてみて、実は緻密に効果が計算され尽くした作りに刮目。ビーサプライズド。
すげーまともな作品だ。
針の穴を通すような奇跡的な「正解」が次々に連ねられていき、やがて至るはエクスタシー。

この勢いで、マイ清順ベスト1、『悲愁物語』にハチノスにされたい欲望出づるも、観るすべもがな。


閑話休題、映画に射抜かれはじめると、もー演劇なんか観なくていいじゃん、と、なってしまって、大変よくない。
新作をほぼ観ない自分なので、評価がすでに出揃っていて、ちゃんと選べばはずすことのかなり少ない映画に比べて、演劇なんて年に1本、2本面白いのがあるかないかで、芝居観るのがすごい不毛に思えてくる。が、やっぱり、よくない、うん。

まあ、実際、この秋も、観るべきものはだいたい観てきたけれども(「劇団どくんご」を見逃したのが大変悔やまれるのと、『盲導犬』は今週末の予定で現時点では未見だが)、観るに値するところにあったのは、蜷川『コースト・オブ・ユートピア』とハイバイ『て』くらいなもんで、それにこの2つに関してもこれが最低ラインじゃなきゃ演劇なんて意味ないじゃん、というラインはちゃんと超えて、しっかり演劇楽しませてはくれたっていうくらいのはなしで。最低ライン。ともにもっともっともっともっと期待してたんだけどなー。

あ、三鷹で観た『わが星』が大変よくない。
ミュージシャンのSEAMOが大嫌いなんだけど、あれに対して抱く拒否反応と同じ感触。
葛藤のない現状肯定、全く美しくないと思います。作りも未熟。
けれども、信頼してた筋からも評価高くて、うーん、どうしたもんか。


さて、もいちど閑話休題、『ピストルオペラ』観たあとで、軽々しく「ポップ」なんて言えなくなってる自分です。
そのうえで、川口の「ポップ」は生き残れるか。
とにもかくにも、全身全霊で戦います。

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